リレーのシーケンス制御
制御盤の中にリレーやPLCをご覧になられた方は、多いと存じます。
このリレーやPLCで制御回路を実現していて、その制御がシーケンス制御と云っています。
リレーでシーケンス制御を実現する場合は、電線でコイルや接点を配線します。
すなわち、ハードで構成しています。
ソフトで構成しているのが、PLCでシーケンス制御を実現する場合は、PLCの開発ツールでラダーダイアグラムを作成します。
このシーケンス制御を大きく分けてると順次制御と条件制御の2つになります。
順次制御は、各動作を順番に次々に実行していきます。
前後のシリンダーがあって前進して前進端に達したら次に上下のシリンダーが上昇します。
そして上昇端にきたら今度は下降して後退し元に戻るというように各動作を順番に次々と実行するので順次制御と云います。
条件制御は、ある条件に達したら決められた動作を実行します。
温度の設定によってある動作をすると想定します。
温度が設定未満では動作せず、設定以上になったら動作を実行します。
この場合は、条件が設定温度で次になにを動作するかと云う条件制御になります。
この2つの順次制御と条件制御を駆使してシーケンス制御を実現していきます。
ところで、JISではどのように定義されているでしょうか。
「シーケンスとは現象の起こる順序をいい、
シーケンス制御とは、あらかじめ定められた順序または一定の論理によって定められる順序に従って制御の各段階を逐次進めていく制御をいう」
と定義してありJIS C 0401 にあります。
「あらかじめ定められた順序」が順次制御であり
「一定の論理によって定められる順序」が条件制御と云われるところです。!
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2010年9月8日 | コメント/トラックバック(1) |
カテゴリー:されどリレー
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